日経225先物の相場観です。
1週間、「寄付・高値・安値・終値」の
価格の動向から確認していきましょう。
寄付き | 高値 | 安値 | 終値 | 値幅 |
29550円 | 30985円 | 29470円 | 30820円 | 1515円 |
今週、日経225先物レンジ予想。
30350~31000円・上限未知数。
今週、特に重要な指標は控えていません。
個人投資家と海外投資家の動向
5月・第2週目。
個人投資家 ー3054億
海外投資家 5658億
日本市場において、好条件の材料が出揃っています。
まず、日経平均株価は年初来高値更新。東証株価指数は1990年8月以来の高値。日銀による長期金利。海外投資家による7週連続の「買い越し」。国内インバウンド旅行の回復など。
日経平均株価の構成銘柄に限らず、中型株においても高値を更新している銘柄が出揃っています。ここまで上昇すると、短期的には利益確定が発生する可能性がありますが、中長期的には上昇していく可能性が高いです。
そうなると、強力な31000円のレジスタンス抵抗線は突破する可能性が高いです。ただし、その出来事が近日中なのか?それともまだ先の事なのか?しっかりと監視の目を強めて見極めたいと考えています。
米国市場はどうなっていくのか
米国、主要指数のレンジ予想。
NYダウ平均株価、32700~33900ドル辺り。
原油価格、1バレル64~79ドル辺り。
恐怖指数、VIX14~22辺りが意識される。
今週、特に重要な指標は控えていません。
米国市場において、NYダウ平均株価は堅調に推移しています。そして、ナスダック総合株価指数、S&P500指数においても堅調に推移しています。要するに、3つの主要な指数が出揃っているという事は、米国市場においてはかなり安定化しているという事なのでしょう。
そして、潤沢な資金を投じて「海外投資家」たちは日本株を狙い続けています。その結果として、日本市場の株価は全体的な銘柄において堅調に推移しているという事なのでしょう。
為替市場はどうなっていくのか
為替ドル円のレンジ予想。
今週、136.30~138.80円辺り。
約2.5円(250pips)程度のレンジを想定。
為替市場において、ふたたび円安進行しています。やはり市場の規模が大きくてボラティリティも高いので、1週間で1円(100pips)動くことが珍しくないマーケットです。もしも、この短期間で1円動くことになれば、多くのFX投資をされている個人投資家は困惑します。
そうなると、さらにパニック的な売買が繰り返されて為替チャートが乱れます。現状、そのような状況が継続している為、より一層、難易度が高いマーケットになるという事なのでしょう。
日本市場はどうなっていくのか
22日(月)・AM08:30より、早朝の相場観でお伝えします。