日経225先物の相場観です。
1週間、「寄付・高値・安値・終値」の
価格の動向から確認していきましょう。
寄付き | 高値 | 安値 | 終値 | 値幅 |
29,030円 | 29,360円 | 28,565円 | 29,070円 | 795円 |
今週のレンジ予想。
28500~29300円辺り。
今週、重要な指標と休場日はありません。
個人投資家と海外投資家の動向
4月・第3週目。
個人投資家 ー2577億
海外投資家 2760億
日本市場において、3日(水)~5日(金)はGWで休場でした。ただし、日経225先物は指数取引なので通常通りでした。さて、価格は前半29360円辺りまで上昇する場面が見られました。
しかし、日本株の手仕舞いと、米国市場の米FOMCと雇用統計など。海外投資家によるポジション調整が行われたために、一時的に下落していったという事なのでしょう。
とても、先読みが難しい相場でした。しかし、米FOMCの政策金利が市場の予想通りだったこともあり、日経225先物も上昇していきました。結局のところ、金曜日にかけて上昇して29070円で取引が終了しました。
つまり、価格は上昇して、一時的に下落したけど元の位置に回復しています。
米国市場はどうなっていくのか
米国、主要指数のレンジ予想。
NYダウ平均株価、29900~34000ドル辺り。
原油価格、1バレル68~83ドル辺り。
恐怖指数、VIX14~22辺りが意識される。
今週、米国市場において休場日はありません。
米国市場において、米FOMC政策金利(5.25%)となり、2022年3月以降で10回連続の利上げ。なので、年内に利下げする可能性は低いけど、追加利上げも想定できないのでストップするという事なのでしょう。
恐怖指数は、米国市場の変動と比例しています。そして、市場の温度感を測るためのリスクヘッジに活用されて、冷静な時期において10~30の間を推移しています。現状、上記の価格帯に収束しているので、市場が安定しているという事なのでしょう。
為替市場はどうなっていくのか
為替ドル円のレンジ予想。
今週、132.50~137.00円辺り。
約4.5円(450pips)程度のレンジを想定。
為替市場において、米雇用統計の発表・失業率3.4%。
基本的に、3.5%辺り前後しているのであれば失業率が安定している証拠なので問題ないという事なのでしょう。さらに、一時的に円安進行してイレギュラーな場面もありましたが、米雇用統計の通過後は、やや円高進行しております。
日本市場はどうなっていくのか
08日(月)・AM08:30より、早朝の相場観でお伝えします。