日本市場はG7通過後の動向は上昇するのか観測する

日経225先物投資のUTA「@Twitter」です。

先週の金曜日 日経平均株価の終値・30808円。

25日移動平均線の終値ベース・29029円。

25MA、1年6か月ぶりに29000円を超えてきました。

※投資家別動向「買い越し・売り越し」金額。

個人投資家 海外投資家
2023年・01月 ー2308億 5090億
2023年・02月 178億 1864億
2023年・03月 2948億 -22503億
2023年・04月・第1週目 2103億 6796億
2023年・04月・第2週目 ー4230億 10494億
2023年・04月・第3週目 ー2577億 2760億
2023年・04月・第4週目 ー1049億 1458億
2023年・05月・第1週目 ー2815億 1602億
2023年・05月・第2週目 ー3054億 5658億

個人投資家と海外投資家の「売買パターン」は真逆です。

海外投資家は、7週連続して「買い越し」となっております。

逆に、個人投資家は5週連続して「売り越し」となっております。

要するに、【海外投資家】対【個人投資家】の反対売買が成立しているという事なのでしょう。海外投資家が「買い」検討している場面では、個人投資家は「売り」検討しています。

日本市場の観測

今週、日経225先物レンジ予想。

30350~31000円・上限未知数。

今週、特に重要な指標は控えていません。

個人投資家と海外投資家の動向

5月・第2週目。

個人投資家 ー3054億
海外投資家    5658億

日本市場において、好条件の材料が出揃っています。

まず、日経平均株価は年初来高値更新。東証株価指数は1990年8月以来の高値。日銀による長期金利。海外投資家による7週連続の「買い越し」。国内インバウンド旅行の回復など。

日経平均株価の構成銘柄に限らず、中型株においても高値を更新している銘柄が出揃っています。ここまで上昇すると、短期的には利益確定が発生する可能性がありますが、中長期的には上昇していく可能性が高いです。

そうなると、強力な31000円のレジスタンス抵抗線は突破する可能性が高いです。ただし、その出来事が近日中なのか?それともまだ先の事なのか?しっかりと監視の目を強めて見極めたいと考えています。

米国市場の観測

米国、主要指数のレンジ予想。

NYダウ平均株価、32700~33900ドル辺り。

原油価格、1バレル64~79ドル辺り。

恐怖指数、VIX14~22辺りが意識される。

今週、特に重要な指標は控えていません。

米国市場において、NYダウ平均株価は堅調に推移しています。そして、ナスダック総合株価指数、S&P500指数においても堅調に推移しています。要するに、3つの主要な指数が出揃っているという事は、米国市場においてはかなり安定化しているという事なのでしょう。

そして、潤沢な資金を投じて「海外投資家」たちは日本株を狙い続けています。その結果として、日本市場の株価は全体的な銘柄において、堅調に推移しているという事なのでしょう。

為替ドル円の観測

為替ドル円のレンジ予想。

今週、136.30~138.80円辺り。

約2.5円(250pips)程度のレンジを想定。

為替市場において、ふたたび円安進行しています。やはり市場の規模が大きくてボラティリティも高いので、1週間で1円(100pips)動くことが珍しくないマーケットです。もしも、この短期間で1円動くことになれば、FX投資している個人投資家たちは困惑します。

そうなると、さらにパニック的な売買が繰り返されて為替チャートが乱れます。現状、そのような状況が継続している為、より一層、難易度が高いマーケットになるという事なのでしょう。

本日、早朝の相場観

さて、日本市場はG7通過後の動向は上昇するのか観測することにします。

過去3回。

1回目 終値30467円(2021年2月16日) 高値30714円

2回目 終値30670円(2021年9月14日) 高値30795円

3回目 終値30573円(2023年5月18日) 高値30667円

1回目、2回目において31000円を超えることなく折り返されております。

要するに、強力なレジスタンス抵抗線となっています。

もしも、今回3回目のチャレンジ。

ここで、31000円を超える事ができれば、何年ぶりでしょうか?

そうなると、さらに海外投資家は「買い越し」を継続することになります。とにかく、個人投資家が想像している以上に、海外投資家の資金は「豊富」です。

ここは、どの辺りで折り返して下落していくのか?という見方ではなく、どの辺りまで上昇していくのか?という見方でチャートを観測したほうが「楽」であるという事なのでしょう。

まずは本日、日経225先物の相場を観測する予定です。

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