日経225先物の相場観です。
1週間、「寄付・高値・安値・終値」の
価格の動向から確認していきましょう。
寄付き | 高値 | 安値 | 終値 | 値幅 |
29,070円 | 29,585円 | 28,895円 | 29,570円 | 690円 |
今週、日経225先物レンジ予想。
28900~29800円辺り。
今週、特に重要な指標などは控えていません。
大手企業の決算発表が重なっていますが、
予想を上回っているために日経平均株価も年初来高値を更新しているという事なのでしょう。
個人投資家と海外投資家の動向
5月・第1週目。
個人投資家 ー2815億
海外投資家 1602億
日本市場において、日経平均株価は年初来高値を更新しております。ここまで堅調に推移している理由として、大企業における決算発表が予想以上だったという事。さらに、米国市場と為替市場が安定していることが「追い風」となり、上昇しているという事なのでしょう。
全体的なマーケットが上昇しているという事は、当然日本市場においても、釣られて上昇していきます。特に「売り」材料は見当たらないので、今週も、「買い」絞り込んだ方が無難という事なのでしょう。
米国市場はどうなっていくのか
米国、主要指数のレンジ予想。
NYダウ平均株価、32800~33800ドル辺り。
原油価格、1バレル66~81ドル辺り。
恐怖指数、VIX16~21辺りが意識される。
今週、特に重要な指標は控えていません。
GAFAM銘柄の1つであるApple。第二四半期の決算が市場予想を上回ったこともあり、堅調に推移しているという事なのでしょう。このように相場が「追い風」になっている時期は、短期的に下落したとしても、単なるポジション調整と考えて「押し目」を狙うという見方が、必要になります。
為替市場はどうなっていくのか
為替ドル円のレンジ予想。
今週、133.00~136.50円辺り。
約3.5円(350pips)程度のレンジを想定。
為替市場において、直近の高安値(127円~150円辺り)。
昨年、イレギュラーな相場が継続して150円を超える場面がありました。そこから、日銀による為替介入が9.1兆円規模で実行されてから、再び「円高」方向へ進んでいきました。恐らく、2度と150円台になることはない。それぐらい、為替市場は想定外の出来事でした。
さらに、有名なFX投資の個人投資家たちは、この時期において全滅的な収益を報告しておりました。要するに、FX投資は利益幅は莫大だけど、損失になれば逆の試練が待っているという事なのでしょう。
日本市場はどうなっていくのか
15日(月)・AM08:30より、早朝の相場観でお伝えします。