価格はある程度の時期になると停滞相場に入ります

価格はある程度の時期になると停滞相場に入ります。

つまり、何らかの要因で一服する期間があるということです。上昇を続ける相場も、下落を続ける相場もないということです。

やがて保ち合い相場が終わりを迎えることになれば、価格は一気に加速する可能性があるということです。つまり価格のブレイクを起こすということです。

いままでは、抵抗線や支持線によって、価格がBox圏内に納まっていたので、出来高が集中する時期がありました。

そして、それから新鮮な動きを求めるようになり新しいトレンドを作り上げていくのです。いままで、デイトレ思考で売買していたトレーダーたちが、一気に負けてしまう場面であります。

逆にスイングトレード思考で売買しているトレーダーたちからすれば、待ってましたと言わんばかりに儲ける事ができるチャンスに遭遇します。

スイングトレーダ―が保ち合い相場に遭遇したら損切りラインは小幅に設定する

もしもスイングトレーダーならばトレンドを重視するわけである。つまり保ち合い相場のときであっても、ブレイクアウトを狙って、常に「順張り」いくのは当然であります。

レジスタンス抵抗ライン辺りでは、新しいトレンドが形成するのを期待して「買い」を建てるわけです。しかし、結果的に保ち合い相場であれば、損失になってしまう可能性があります。

安値圏である支持線辺りでは、さらに下落することを期待して「売り」を建てるわけであります。ただし保ち合い相場であれば、反発上昇して損失になってしまう可能性があります。

いづれにしてもスイングトレーダ―ならば、このような局面に遭遇してしまうのは仕方のないことであります。チャンスがあれば何度でもエントリーすることに意味があるのですから。

日足ローソクを見てから判断する

たまに5分足にて短期的にブレイクアウトしたとしても、日足チャートでは完全にブレイクアウトしていない場合があります。

こういう時は「ダマシ」になる可能性がありますから注意が必要です。全体的に相場の状況を把握したいのであれば、時間軸が大きい方のローソク足をみてから判断するべきです。

中期的にマーケットに参加するのであれば、日足ローソクはトレンド判断において必須になります。もっと長期的にマーケットに参加しているのであれば、週足ローソクを閲覧してみるとよいでしょう。

指数先物は3ヵ月で入れ替わるからロールオーバーすれば良い

基本的には指数先物というのは、3ヵ月後の価格がどのようになっているのかを推測して売買するマーケットになります。

どちらかと言えば、長期的な投資には向いていない市場であるということなのです。それでも、1年単位などの長期的な目線で観測したいというのであれば、限月ごとに建玉を入れ替えればよいでしょう。

結局のところ、日経225先物のマーケットはデイトレード戦略は向いていない。なので、中期的な目線で考えながら戦略を組み立てていかなければなりません。そんなに、焦ってトレードする必要はないという事なのでしょう。