日経225先物投資のUTA「@Twitter」です。
昨日 日経平均株価の終値・31641円。
25日移動平均線の終値ベース・30591円。
移動平均線の乖離率は3.4%。
日経平均株価の終値・25MAと乖離率「5日間」
日経平均株価 | 終値ベース | 25MAの位置 | 乖離率(%) |
05/29(月) | 31233円 | 29636 | 5.3% |
05/30(火) | 31328円 | 29742 | 5.3% |
05/31(水) | 30887円 | 29835 | 3.5% |
06/01(木) | 31148円 | 29937 | 4.0% |
06/02(金) | 31524円 | 30054 | 4.8% |
投資家別の売買動向「買い越し・売り越し」金額
日付 | 個人投資家 | 海外投資家 |
04月・第1週目 | 2103億 | 6796億 |
04月・第2週目 | ー4230億 | 10494億 |
04月・第3週目 | ー2577億 | 2760億 |
04月・第4週目 | ー1049億 | 1458億 |
05月・第1週目 | ー2815億 | 1602億 |
05月・第2週目 | ー3054億 | 5658億 |
05月・第3週目 | ー9273億 | 7476億 |
05月・第4週目 | ー442億 | 3816億 |
海外投資家は、9週連続して「買い越し」。
逆に、個人投資家は7週連続して「売り越し」となっております。
価格が上昇した時、最も「売り越し」を検討したのが個人投資家です。
要するに、天井狙いの「売り」は危険。
さらに【海外投資家】対【個人投資家】の反対売買が成立しているという事なのでしょう。海外投資家が「買い」検討している場面では、個人投資家は「売り」検討しています。
日本市場はどうなっていくのか
今週、日経225先物レンジ予想。
31300~32500円辺り。
日経平均株価は1990年7月以来33年ぶりなので、新高値更新中の時期は上限未知数となります。まだまだ「乱高下」+「v字回復上昇」の値動きは継続することになるでしょう。
国内における日本市場について
日本市場において、31600⇒30600⇒32000円⇒32500円辺りまで上昇。この数値を見ただけでも「乱高下」&「V字上昇反発」している様子が伺えます。要するに、個人投資家において「売り」圧力は踏みあげられているという事。
ただし、すでに個人投資家は余力が残されていないので、マーケットに参加しているのが海外投資家のみ。そうなると、大きな売買が繰り返されるので「値」が軽いので動きが荒くなります。なので新規建玉をホールドする場合は、充分に注意が必要という事なのでしょう。
さて、今週も高値を更新する相場は継続中です。
当然、高値に到達すれば利益確定「売り」圧力は増えていきます。ただし、その売り圧力は「いつ」起こるかわからない為、下落したところを「押し目買い」。
そのような選択肢で「絞り込む」ことが無難という事なのでしょう。
米国市場はどうなっていくのか
米国、主要指数のレンジ予想。
NYダウ平均株価、33100~34300ドル辺り。
原油価格、1バレル67~76ドル辺り。
恐怖指数、VIX13.5~22辺りが意識される。
今週、特に重要な指標は控えていません。
米国市場において、高値圏で推移しております。NYダウ平均株価は一時的に700ドル高を記録する場面も見られました。さらにナスダック総合指数、S&P500指数など。この3つの主要な指数が堅調であるという事は、さらに上昇相場は継続する可能性が高いです。
米国市場を中心としてトレードしている海外投資家は、日本市場の株式を物色しています。
為替市場はどうなっていくのか
為替ドル円のレンジ予想。
今週、138.00~141.50円辺り。
約3.5円(350pips)程度のレンジを想定。
為替市場において、直近の高安値(127円~150円辺り)。
再び、6か月ぶりとなる140円「円安」進行しています。
2日(金)において、米雇用統計の発表がありました。失業率は3.7%まで上昇したところで、ドル高・円安傾向となっております。
さて、為替ドル円においては中期的な見通しとして、上限は145円辺りと想定しています。
理由としては、日銀は、過去最大級の合計額としては2022年9月~11月の2か月間。およそ9兆円規模の為替介入を行いました。つまり、145円~150円辺りにはレジスタンス抵抗線が控えています。
本日、早朝の相場観
さて、本日、6月メジャーSQの暫定値が決定されます。
この暫定値によって、6月の方向性が決まるかもしれません。
当面、日経平均株価は高値32708円(06/07)を記録しています。
ちなみに、マネックス証券の予想では
年末に向けて36000円を目標としています。
しかし、価格の予想というのはプロであっても難しいです。1か月先でさえ、誰であっても分かりません。もしも、未来の価格がわかる「人」がいたら、誰でもお金持ちになっております。要するに、希望的観測に過ぎないという事になります。
さて、ここからの展開なのですが
当面、日経225先物の価格は32500円超え「頭打ち」と捉えています。
理由として、
・MSQ暫定値が決定されることで「節目」と判断されて売買が入れ替わる可能性
・個人投資家の「売り」圧力はとっくに降参しているので降りている
・海外投資家はいったん「短期的でも利益確定売り」を検討する場面である
これだけ、「売り」材料がそろっているわけなので、下落したとしてもおかしくない相場となっております。ただし、これはあくまでも短期的な出来事に過ぎないという事。
長期的な目線で考えると、まだまだ上昇トレンドは継続中となります。
その中に、細かい下落トレンドを形成していくという事なのでしょう。
まずは本日、日経225先物の相場を観測する予定です。