本日決算ピークを迎えた後の価格の値動きを観測する

日経225先物投資のUTA「@Twitter」です。

昨日 日経平均株価の終値・29626円。

25日移動平均線の位置・28598円辺り。

4月中旬頃より、25MAが緩やかに上昇している様子が伺えます。

※投資家別動向「買い越し・売り越し」金額。

個人投資家 海外投資家
2023年・01月 ー2308億 5090億
2023年・02月 178億 1864億
2023年・03月 2948億 -22503億
2023年・04月・第1週目 2103億 6796億
2023年・04月・第2週目 ー4230億 10494億
2023年・04月・第3週目 ー2577億 2760億
2023年・04月・第4週目 ー1049億 1458億
2023年・05月・第1週目 ー2815億 1602億

個人投資家と海外投資家の「売買パターン」は真逆です。

個人投資家が「買い」検討している場面では、海外投資家は「売り」検討している。

海外投資家が「買い」検討している場面では、個人投資家は「売り」検討しています。要するに、【海外投資家】対【個人投資家】の反対売買が成立しているという事なのでしょう。

日本市場の観測

今週、日経225先物レンジ予想。

28900~29800円辺り。

今週、特に重要な指標などは控えていません。

個人投資家と海外投資家の動向

5月・第1週目。

個人投資家 ー2815億
海外投資家    1602億

日本市場において、日経平均株価は年初来高値を更新しております。ここまで堅調に推移している理由として、大企業における決算発表が予想以上であるという事。さらに、米国市場と為替市場が安定していることが「追い風」となり、上昇しているという事なのでしょう。

全体的なマーケットが上昇しているという事は、当然、日本市場においても、釣られて上昇していきます。特に「売り」材料など見当たらないので、こういう時期は素直に「買い」絞り込んだ方が無難という事なのでしょう。

米国市場の観測

NYダウ平均株価、32800~33800ドル辺り。

原油価格、1バレル66~81ドル辺り。

恐怖指数、VIX16~21辺りが意識される。

今週、特に重要な指標は控えていません。

GAFAM銘柄の1つであるApple。第二四半期の決算が市場予想を上回ったこともあり、堅調に推移しているという事なのでしょう。米国市場においても、相場は「追い風」になっています。なので、恐らく短期的に下落したとしても、それは単なるポジション調整と考えて「押し目」を狙うという見方が必要になります。

為替ドル円の観測

為替ドル円のレンジ予想。

今週、133.00~136.50円辺り。

約3.5円(350pips)程度のレンジを想定。

為替市場において、直近の高安値(127円~150円辺り)。

昨年、イレギュラーな相場が継続して150円を超える場面がありました。そこから、日銀による為替介入が9.1兆円規模で実行されてから、再び「円高」方向へ進んでいきました。恐らく、2度と150円台になることはない。それぐらい、為替市場は想定外の出来事でした。

さらに、有名なFX投資の個人投資家たちは、この時期において全滅的な収益を報告しておりました。要するに、FX投資は利益幅は莫大だけど、損失になれば逆の試練が待っているという事なのでしょう。

本日、早朝の相場観

さて、本日決算ピークを迎えた後の価格の値動きを観測する予定です。今まで、決算発表を控えていた企業はひと段落を迎えます。そんな中で、日経平均株価は年初来高値を更新しております。

基本的に、決算ピークのあと価格が高値圏にある場合。

短期的な調整を入れる為に、下落するのが「相場の定石」となります。

今回はどうなるのでしょうか?

ただし、短期的に下落したとしても「強気相場」に突入しているので一時的に過ぎないという事なのでしょう。問題なのは、価格の方向性を「買い」に絞り込んだとしても、短期的な下落によってロスカットされてしまう。

そうなると、かなり悔やまれます。

結果的に、レンジブレイク「買い」も正解なのですが、そのような場面に遭遇すれば切らされてしまうので、短期的に下落した部分を拾って「押し目買い」する。これがもっとも有効的な手法であると考えています。

まずは本日、日経225先物の相場を観測する予定です。

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