日経平均株価は3日間連続して下落したので調整時期の可能性を考える

日経225先物投資のUTA「@Twitter」です。

昨日、日経平均株価の終値・32698円。

25日移動平均線・32210円辺り。

移動平均線の乖離率・1.5%。

※投資家別動向「買い越し・売り越し」金額。

日付 個人投資家 海外投資家
04月・第2週目 ー4230億 10494億
04月・第3週目 ー2577億 2760億
04月・第4週目 ー1049億 1458億
05月・第1週目 ー2815億 1602億
05月・第2週目 ー3054億 5658億
05月・第3週目 ー9273億 7476億
05月・第4週目 ー442億 3816億
05月・第5週目 388億 5352億
06月・第1週目 ー4819億 9854億
06月・第2週目 ー5777億 6414億

日経225先物の観測

今週のレンジ予想として、

32100~33300円辺り。

今週、重要な指標は特にありません。

個人投資家と海外投資家の動向。

06月・第2週目。

個人投資家 ー5777億
海外投資家  6414億

ちなみに、投資家別の売買動向。

今後、価格の方向性を把握するための材料になります。

海外投資家は、2か月間(4月、5月)において約5兆円近く国内株式を買い越しています。これは、とても稀なケースであり、だからこそ日経平均株価においても急上昇していったという事なのでしょう。

米国市場の観測

米国、主要指数のレンジ予想。

NYダウ平均株価、33600~34600ドル辺り。

ナスダック総合指数、13100~14100ポイント辺り。

S&P500指数、4250~4550ポイント辺り。

米国市場において、3つの主要な指数が堅調に推移しています。

今週、特に重要な指標は控えていません。

米国市場において、ふたたび上昇トレンドが継続しています。FBR政策金利の発表が通過して、市場の予想通り5.25%。とくに不安要素が見当たらない為、このまま堅調に推移していくという事なのでしょう。

為替市場の観測

為替ドル円のレンジ予想。

今週、138.50~142.50円辺り。

約4.0円(400pips)程度のレンジを想定。

為替市場において、直近の高安値(127円~150円辺り)。

再び、6か月ぶりとなる142円台「円安」進行しています。

昨年、イレギュラー相場となり150円を超える場面が見られました。それでは、ふたたび150円を目指していくのか。それは、可能性としては低いと考えています。理由として、日銀による「為替介入」が実行されたということ。

日銀は、過去最大級の合計額として2022年9月~11月の2か月間。およそ9兆円規模の為替介入を行いました。そう考えると、145円~150円の間には強いレジスタンス抵抗線があるという事なのでしょう。

さらに、有名なFX投資の個人投資家たちは、この時期において全滅的な収益を報告しておりました。要するに、FX投資は利益幅は莫大だけど、損失になれば逆の試練が待っているという事なのでしょう。

本日、早朝の相場観

さて、日経平均株価は3日間連続して下落したので調整時期の可能性を考えましょう。そして、移動平均線の乖離率は1.5%まで調整していきました。そうなると、現在の価格は「過熱感」でもなく、逆に下落しすぎというわけでもありません。

要するに、日経225先物の価格においても調整時期に入ってもおかしくない相場となっております。だから、再び34000円を目指すというのは、まだまだ時間が必要という事になり、価格は「一服」するというのが、現状の相場に合っているのかも知れません。

いままでは、下落した場面は「押し目買い」で対応していました。

これからは、上昇した場面は「戻り売り」で対応したほうが上手に利益を追求できるのかもしれません。ただし、ここまで辛抱強く待って「売り」目線で我慢した個人投資家は、ほとんどいないでしょう。

だからこそ、下落した場面において、ようやく「売り」対応することで、利益が確保できるということになります。実は、「売り」戦略って難しいという事なのでしょう。

まずは、本日の相場を観測する予定です。

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