日経225先物のマーケットは戦場であるという事を知る

投資というのは、本当に難しいカテゴリーだと考えております。

そして、なぜたくさんの個人投資家は損失を出して、結局日経225先物の市場から撤退させられてしまうのか?それは、3つの要因が大きくかかわっていくモノだと考えております。

・独自のトレード戦略の確立

・トレードに対する心理的な部分

・海外投資家による仕掛け

とにかく、海外投資家の仕掛けは見事です。個人投資家が損失を出してしまうような仕組みをチャートによって作り出すからです。

それは、海外投資家の動向を見れば一目瞭然です。

だいたい、個人投資家が「買い」検討している場面では、海外投資家は「売り」検討しています。要するに、いつも両者は真逆の相場分析を行っているという事。

だからこそ、新規エントリーする前から海外投資家の仕掛けを警戒しなければなりません。

そうしなければ、エントリーした後にパニックに陥ります。結果的にトレーディングの命を奪うことになってしまいます。あとから修正するというのは相場の世界では難しいのです。

証券会社による売買手数料の事も考える

当然エグジットの時も手数料を支払います。それは「成り行き」注文だろうと「指値」注文であろうと同じことです。各証券会社によって売買手数料は異なりますが、最近の日経225先物の取引ツールは、ほとんど発注スピードや機能に関して、トレードに申し分のない装備が設置されています。

そして、常に収益を出し続けることができるのは海外投資家や、大手ディーラーたち、そして証券取引所、ブローカーなどです。その一方で個人投資家たちは新規で参入するけど、すぐに撤退させられる。そして、また新規に参入するという「負の連鎖」が起こっています。

証券会社というのは売買手数料が利益に繋がるわけですから、たくさんの個人投資家を申し込みさせようと必死です。しかしリスクに関してはあまり説明しようとせず、市場に参入させようとします。

日経225先物としては、決して「ゼロサムゲーム」というわけではありません。

日経225先物のマーケットは戦場である

日経225先物取引の市場に参加すれば、そこは戦場です。パソコンの画面と向き合って売買しているので分かりづらいですが、ゴールドマン・サックス証券、クレディ・スイス証券など。最強の「高速AI」海外ディーラーたちも、あなたと同じ市場に参入してる事を忘れてはならない。

相場のチャートは、彼らによって作られていると言っても過言ではありません。その相場の波に対して、いかに自分を合わせる事ができるのか?十分な余力を持って投資にのぞんでいるか?テクニカル分析で考えていく必要があります。

政治的・経済的な時事情勢というファンダメンタルズ分析は、投資をしている最中に分析しても意味がありません。というのもあまりにも漠然としすぎて、かつ予測不可能なものであるからです。

しっかりと投資の戦略を立てて、 1日ごとの収支はマイナスになったとしても、1ヶ月~3ヶ月毎の収支をプラスに変えることが大切です。目先のエントリーではなく、長期的なエントリーを考えていくことが大切です。