日経平均株価はふたたび31000円を回復するのか観測する

日経225先物投資のUTA「@Twitter」です。

昨日 日経平均株価の終値・30801円。

25日移動平均線の終値ベース・29440円。

25MA、1年6か月ぶりに29000円を超えてきました。

※投資家別動向「買い越し・売り越し」金額。

個人投資家 海外投資家
01月 ー2308億 5090億
02月 178億 1864億
03月 2948億 -22503億
04月・第1週目 2103億 6796億
04月・第2週目 ー4230億 10494億
04月・第3週目 ー2577億 2760億
04月・第4週目 ー1049億 1458億
05月・第1週目 ー2815億 1602億
05月・第2週目 ー3054億 5658億
05月・第3週目 ー9273億 7476億

個人投資家と海外投資家の「売買パターン」は真逆です。

海外投資家は、8週連続して「買い越し」となっております。

逆に、個人投資家は5週連続して「売り越し」となっております。

要するに、【海外投資家】対【個人投資家】の反対売買が成立しているという事なのでしょう。海外投資家が「買い」検討している場面では、個人投資家は「売り」検討しています。

日本市場の観測

今週、日経225先物レンジ予想。

30350~31000円・上限未知数。

今週、特に重要な指標は控えていません。

個人投資家と海外投資家の動向

5月・第2週目。

個人投資家 ー9273億
海外投資家    7476億

日本市場において、好条件の材料が出揃っています。

まず、日経平均株価は年初来高値更新。東証株価指数は1990年8月以来の高値。日銀による長期金利。海外投資家による7週連続の「買い越し」。国内インバウンド旅行の回復など。

日経平均株価の構成銘柄に限らず、中型株においても高値を更新している銘柄が出揃っています。ここまで上昇すると、短期的には利益確定が発生する可能性がありますが、中長期的には上昇していく可能性が高いです。

結果として、31000円の大台を超えていきました。ただし、8日間で2000円近く上昇して25MAの乖離率6・5%になっているわけで、短期的に下落する場面というのが自然という事なのでしょう。

米国市場の観測

米国、主要指数のレンジ予想。

NYダウ平均株価、32700~33900ドル辺り。

原油価格、1バレル64~79ドル辺り。

恐怖指数、VIX14~22辺りが意識される。

今週、特に重要な指標は控えていません。

米国市場において、NYダウ平均株価は堅調に推移しています。そして、ナスダック総合株価指数、S&P500指数においても堅調に推移しています。要するに、3つの主要な指数が出揃っているという事は、米国市場においてはかなり安定化しているという事なのでしょう。

そして、潤沢な資金を投じて「海外投資家」たちは日本株を狙い続けています。その結果として、日本市場の株価は全体的な銘柄において、堅調に推移しているという事なのでしょう。

為替ドル円の観測

為替ドル円のレンジ予想。

今週、136.30~138.80円辺り。

※現状、上限を超えて円安進行しています。

約2.5円(250pips)程度のレンジを想定。

為替市場において、ふたたび円安進行しています。やはり市場の規模が大きくてボラティリティも高いので、1週間で1円(100pips)動くことが珍しくないマーケットです。もしも、この短期間で1円動くことになれば、FX投資している個人投資家たちは困惑します。

そうなると、さらにパニック的な売買が繰り返されて為替チャートが乱れます。現状、そのような状況が継続している為、より一層、難易度が高いマーケットになるという事なのでしょう。

本日、早朝の相場観

さて、日経平均株価はふたたび31000円を回復するのか観測することにします。

1回目 終値30467円(2021年2月16日) 高値30714円

2回目 終値30670円(2021年9月14日) 高値30795円

3回目 終値31086円(2023年5月22日) 高値31086円

このレンジだけを見ると、トリプルトップが形成されています。

これは強烈な「戻り売り」のサインです。

要するに、どこかの場面で「売り」検討しておけば、時間の経過とともに下落して、利益を確保する事ができるというサインです。

※ただし、注意点があります。

1回目&2回目と3回目の違い。

3回目で31000円を超えていったという事。

例えば、31000円を超えずに3回目が終了していた場合。それこそトリプルトップとして「売り」チャンスでした。

しかし、3回目のトライにて31000円を超えたことで、流れが大きく変わる可能性もあります。要するに、まだまだ上昇の余地はあるという事。そうなると、あっさり上昇して32000円、33000円、34000円など。大きなトレンドが起こる可能性が高いです。

今のところ、「買い5」:「売り5」の相場なので、

今週から来週にかけて「相場の分かれ目」が見られそうです。

まずは本日、日経225先物の相場を観測する予定です。

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