日経225先物マーケットに参加するとき、
自分自身のトレードスタイルは何か。
つまり、
・デイトレード
・スイングトレード
・ロングトレード
いづれにしても、トレードの時間軸を決めておかなければなりません。
もし、スイングトレードを考えている場合。
損切りラインも重要ですが、とくに時間軸の設定が大切であるという事です。
デイトレードならば、各セッションごとで手仕舞いすることになり、建玉を持ち越す事はありません。小さく利食いして、コツコツと利益を積み重ねることに重点を置くからです。
・東京セッションでエントリーしたら、東京セッションで手仕舞いする
・欧州・米国セッションでエントリーしたら、欧州・米国セッションで手仕舞いする
しかし、スイングトレードならば、ある程度の時間をホールドするという意識が必要です。そのため、各セッション毎の区切りでギャップアップ・ダウンが起こるかもしれないという事を、想定しておかなければなりません。
だから、損切りラインに関しても、多少は寛容的にならなければすぐに切らされてしまいます。それよりも、どれだけ新規建玉を持っていられるのか?という忍耐力の部分に注意を払わなければなりません。
各トレードによってメリット・デメリットはある
それぞれ、メリットやデメリット部分はあります。
なので相場状況が、これからどのように変動していくのかによって、スタイルを決めればよいでしょう。
今日はデイトレだったけれども、明日の状況によっては、スイングトレードに変更するかもしれないというのは構いません。
問題なのは、新規建玉を建てた後に、トレードスタイルを変更してはならないという事です。
たとえば、最初はデイトレスタイルでエントリーしたのにもかかわらず、あっという間に、価格が損切りラインに到達して躊躇してしまい、都合の良いように変更してしまうとか。
つまり時間軸を、デイトレード→スイングトレードに変更するパターンです。
損切りするという、一瞬の痛みを受け入れる事ができずに、迷いが生じでしまったのでしょう。
もしも、この作業が習慣的になってしまうと、トレーダーとしては致命的です。
都合良い状態へ持っていこうとする行為は、損失を後回しにしているだけです。
スイングトレード編・利食いライン&損切りライン
指数先物の投資をするならば、流動性がある場面ではデイトレでも良いのですが、中期的に考えているのであれば、スイングトレードが最適であることをお伝えしました。
その時に、エントリーする前から、利食いライン&損切りラインを決めておかなければなりません。それぞれの価格はいくらにすればよいのかは、自分自身で決めればよいのです。
当然のことではありますが、妥協した価格に設定してしまうと、あとで変更したくなってしまうので、最終的に自身が納得する価格でなければなりません。
そして、デイトレードと違うために、設定幅も寛容的でなければなりません。たとえば、損切りラインを浅めに設定してしまうと、簡単に切らされてしまいます。
最近の流動的な相場からすれば、多少の価格の変動は単なるブレの範囲である。そう考えて、心つもりを持って、投資に臨まなければならないという事なのでしょう。