日経225先物においてどのテクニカル分析を使っているのか

日経225先物投資の手法で必要なことは3つあります。ちなみに以下の分野を極めることができれば収益を向上させる事ができるでしょう。

・メンタル的な心理を管理する
・先物投資の手法を身につける
・徹底的に建玉や資金を管理する

これら3つのことはすべて必要です。どれか1つが欠けたとしたら今後相場において困難を極める事になるでしょう。それくらい大切なんですね。

どのテクニカル分析を使っているのか

ちなみにテクニカル分析を用いている方はどのような指標を使っていますか?

・移動平均線
・ボリンジャーバンド
・MACD
・一目均衡表
・出来高
・その他ツール

それとも相場に関するオンラインニュースや情報を収集しているのでしょうか?余暇の時間を使って、投資に関する書籍を読んでいるでしょうか?

そう考えると様々な研究や検証方法がありますね。それらにおいて

どれが正解なのかは分かりません。

結果的に収益が向上しているのであれば正解なのです。

心理もテクニカル分析である

さて1つ見落としているテクニカル分析があります。

それは「心理」という指標です。

これが分析のツールとして役に立つのかと言えば、即答で「はい」と答えます。

なぜなら心理的な部分こそ投資に大きく影響しているからです。例えば、移動平均線のクロスが買いか売りかどうかを研究したとしても、心理を研究することに勝るモノはありません。

すべては心理的な部分を織り交ぜてチャートというものが出来上がっているのですから。答えは心理にあるといっても過言ではありません。

・感情的な部分はトレードに影響する
・希望を見出すとトレードに影響する
・恐怖を見せるとトレードに影響する

これらはすぐに相場に影響していきます。

頭では理解しているのにもかかわらず

同じ失敗を繰り返してしまうのは、感情的になっているのです。

おそらく利益を出せるだろうとエントリーした瞬間に

逆の方向に行ってしまい損切りできないのは、希望を持ち過ぎているせいです。

せっかく含み益の状態で利益を伸ばせるチャンスだったのもかかわらず

10円~50円程度で利益確定してしまうのは、恐怖感に耐えられなかったせいです。

早急に心理を改善する

トレードはかならず心理と結びついて行動しているのです。それを即座に理解してから投資に望むべきでしょう。テクニカル分析をするのはそのあとからでも構いません。

根っこの部分から改善していかなことには計画を立て直す事など不可能なのです。それではいったいどうすればよいのでしょうか?

簡単に改善できる部分はたくさんあります。相場の波に逆らわずに上手く乗り続ける事ができれば良いのです。まずは冷静に自己分析をしてみましょう。

たった1人でトレードしなければならない

あなたの周りには家族や友人がいらっしゃるでしょう。

でもトレードする時は1人にならなければなりません。

むしろその孤独な状態を受け入れなければならないのです。

もしも複数人でトレードした場合、あなたが利益を得られなかった時に収益を向上している人のトレードに影響されてしまいます。つまり自分本位のトレードができなくなってくるのです。

成功しているトレーダーというのは、必ず自分で判断して最終的な決断をしています。それは利益確定の時でもマイナス収支になって損切する時でもです。

ホールドしている最中や検証している期間は、他人と会話するべきではないのです。ましてやテレビを観ながら証券アナリストの意見を聞いているなんてもってのほかです。

必ず投資に対する軸がブレていきますからポジションを持った時点で集中して孤独になることに慣れましょう。

自分を責めてはいけない

心理はテクニカル分析の1つであります。もしも失敗した時があっても自分を責めてはいけません。根本的な改善どころか修正するのが難しくなります。

損切りした後にすぐにエントリーしてしまうのは

自分を責めてしまい信頼を取り戻そうとする行為です。

それは負の連鎖を起こす可能性があります。

欠点や失敗した出来事だけを反省してもトレードが上手になれるわけではありません。むしろ成功した部分を思い出してトレードした方が利益を追求できることの方が多いのです。

「失敗は成功のもと」が通用する可能性があるのは社会においてです。相場の世界では、「失敗は失敗」なんです。元には戻りません。

トレードに依存し過ぎている

勝っても負けても相場からアドレナリンを受けている。相場を見ずにはいられない。日中でもナイトセッションでも参加している。つまり依存し過ぎている可能性があります。

自分でも気づかないのが依存症の特徴です。いつの間にか相場の世界に魅了されてしまい、ギャンブルの場所であると錯覚してしまっているのです。

全てにおいての欲求を満たそうとするために辞められない場合があるのです。最終的には財産のほとんどを失ってしまう破滅的トレーダーの仲間入りをしてしまうかもしれません。

相場で上手くいかなかった時に平気で1か月間お休みする事ができますか?できるようなら正常ですが、できないようなら気づかぬ内に依存症になっている可能性があります。

自分の体調を気遣ってお休みする

さて自分の得意とするトレードチャンスが到来してきました。しかし体調がよくないので頭がボーっとしてしまう。そんな時に思考するバランス力が衰える場合があります。

何か集中できない時も同じことが言えます。つまりメンタルや体調コンディションが良くない時は相場をお休みするべきでしょう。

会社や日常感覚で接している訳ではありませんから、好きな時間帯や価格でエントリーして良いわけです。ストレスこそ最大の敵になってしまう可能性がありますから。

相場の日記や記録をつけること

週末に投資の戦略を考えることは大切です。こうすれば良かった、次回はこうしよう。とか試行錯誤して相場に順応しようと考えるはずです。

しかし実際に相場に生かされていますか?いざ市場がオープンすると忘れてしまっているなんてことは結構あります。人間というのは忘れやすい思考なんです。

ちなみに収益を向上させている方の共通点は、トレード日記や記録をつけていることです。もしくは戦略を書き出しています。

エントリーした時に何がよかったのか?なぜ損失してしまったのか?今後どうすれば良いのかを記録して、いつでも見れるようにデスクに置いておきましょう。