普段、何気なく起こっている価格のギャップに関して、個人投資家は関心を持っていますか?。例えば、前日の夜間セッションの終値。
そこから、当日の日経225先物の寄り付き価格。
AM06:00~AM08:45の時間帯。
ここは時間外取引ですが、世界的なマーケットは動いています。
だから、日経225先物の価格はAM08:45で始まるけどもギャップ差で始まる場合があります。ただし、100円未満程度の価格差なら、時間の経過とともに自然に埋まっていく傾向があります。
ただし、保ち合い相場から価格が抜けた場合。
そのまま、ギャップを作り上げて窓を作って、新しいトレンドになっていく可能性が高いです。つまり、ギャップを埋めずに価格が進むという事です。
しかも、一度空けたギャップを埋めることなく、長い期間に渡って戻らない可能性もあります。これは、普段のギャップとは違った意味があるというわけです。
長い期間において相場に向き合っていると、このような珍しいギャップに遭遇する事があります。特に、保ち合い相場の高値圏&安値圏を挟んで、起こる出来事であります。
そのあとはどんどん高値&安値を更新していく
結局ギャップが発生したのにもかかわらず、窓を埋めずに価格がどんどん進んでいった場合、さらに高値&安値を更新していく可能性が高いです。
その時、出来高もどんどん増えていきます。だから、出来高ボリュームはまめにチェックすべきです。
価格が更新されていくということは、それだけ商いも活発になるということです。
とくに上昇トレンドが継続した場合。どんどん高値更新を続けて、ギャップなんて一切埋めずに、上昇し続けます。価格が下がれば、「押し目買い」で対応すれば、儲かる時期という事になります。
素直に順張りする事が大切である
単純に上昇トレンドが継続しているのならば、素直に「買い」順張りした方が儲かります。
これは株式投資、大型株や東証プライム市場においても例外ではありません。
つまり、いったんトレンドが発生した場合は、長い期間において継続する可能性があるということも覚えておく必要があります。
日経225先物は「買い」でも「売り」でもエントリーできるわけですから、トレンドに対して、素直な対応を心がけることで、充分な利益を得られることだってあるのです。