日経平均株価は31000円を超えたことで一服してもおかしくない相場となっている

日経225先物投資のUTA「@Twitter」です。

昨日 日経平均株価の終値・30957円。

25日移動平均線の終値ベース・29261円。

25MA、1年6か月ぶりに29000円を超えてきました。

※投資家別動向「買い越し・売り越し」金額。

個人投資家 海外投資家
2023年・01月 ー2308億 5090億
2023年・02月 178億 1864億
2023年・03月 2948億 -22503億
2023年・04月・第1週目 2103億 6796億
2023年・04月・第2週目 ー4230億 10494億
2023年・04月・第3週目 ー2577億 2760億
2023年・04月・第4週目 ー1049億 1458億
2023年・05月・第1週目 ー2815億 1602億
2023年・05月・第2週目 ー3054億 5658億

個人投資家と海外投資家の「売買パターン」は真逆です。

海外投資家は、7週連続して「買い越し」となっております。

逆に、個人投資家は5週連続して「売り越し」となっております。

要するに、【海外投資家】対【個人投資家】の反対売買が成立しているという事なのでしょう。海外投資家が「買い」検討している場面では、個人投資家は「売り」検討しています。

日本市場の観測

今週、日経225先物レンジ予想。

30350~31000円・上限未知数。

今週、特に重要な指標は控えていません。

個人投資家と海外投資家の動向

5月・第2週目。

個人投資家 ー3054億
海外投資家    5658億

日本市場において、好条件の材料が出揃っています。

まず、日経平均株価は年初来高値更新。東証株価指数は1990年8月以来の高値。日銀による長期金利。海外投資家による7週連続の「買い越し」。国内インバウンド旅行の回復など。

日経平均株価の構成銘柄に限らず、中型株においても高値を更新している銘柄が出揃っています。ここまで上昇すると、短期的には利益確定が発生する可能性がありますが、中長期的には上昇していく可能性が高いです。

結果として、31000円の大台を超えていきました。ただし、8日間で2000円近く上昇して25MAの乖離率6・5%になっているわけで、短期的に下落する場面というのが自然という事なのでしょう。

米国市場の観測

米国、主要指数のレンジ予想。

NYダウ平均株価、32700~33900ドル辺り。

原油価格、1バレル64~79ドル辺り。

恐怖指数、VIX14~22辺りが意識される。

今週、特に重要な指標は控えていません。

米国市場において、NYダウ平均株価は堅調に推移しています。そして、ナスダック総合株価指数、S&P500指数においても堅調に推移しています。要するに、3つの主要な指数が出揃っているという事は、米国市場においてはかなり安定化しているという事なのでしょう。

そして、潤沢な資金を投じて「海外投資家」たちは日本株を狙い続けています。その結果として、日本市場の株価は全体的な銘柄において、堅調に推移しているという事なのでしょう。

為替ドル円の観測

為替ドル円のレンジ予想。

今週、136.30~138.80円辺り。

約2.5円(250pips)程度のレンジを想定。

為替市場において、ふたたび円安進行しています。やはり市場の規模が大きくてボラティリティも高いので、1週間で1円(100pips)動くことが珍しくないマーケットです。もしも、この短期間で1円動くことになれば、FX投資している個人投資家たちは困惑します。

そうなると、さらにパニック的な売買が繰り返されて為替チャートが乱れます。現状、そのような状況が継続している為、より一層、難易度が高いマーケットになるという事なのでしょう。

本日、早朝の相場観

さて、日経平均株価は31000円を超えたことで一服してもおかしくない相場となっています。いままで、順調すぎるくらいに日本株は上昇していきました。その背景には、海外投資家による買い越し。為替ドル円による円安進行。米国市場の堅調な推移など。

あとは、G7が控えていたこともあり、「売り方」不在の相場が継続していたという事になります。そのタイミングが重なったこともあり、大きく上昇していき31000円の大台に乗っていったという事なのでしょう。

ここからが、本題なのです。

果たして、日経225先物の価格は再び31000円を超えて、32000円、33000円など。今年中に高値更新が連続する相場となるのでしょうか?

それは、今週から来週にかけて31000円の節目辺りで踏ん張る事ができれば可能性はあります。ただし、この数日間で再度31000円を達成することなく、再び30000円を割れてしまい「元戻り」するようであれば、かなり厳しい相場を想定しなければなりません。

いづれにしても、今月中の相場は方向の分かれ道となります。

そしてまずは、本日、日経225先物の相場を観測する予定です。

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