まずマーケットに参加する場合に、心がけなければならないことがあります。
それは、自分自身がどのような性格なのか?
しっかりと、「自己分析」が出来ているのか。
ちなみに間違った自己分析として、
いったい自分自身は、明るい性格なのか?暗いのか?。性格が良いのか?悪いのか?といった、社会的な関係に大切な性格など、判断しようと言っているのではありません。
必要なのは「自己分析」です。
・相場のルールや規律を厳守できる性格なのか
・金銭に対して、どれくらいの欲望を持っているのか
・マーケットで儲けるために必要な「要素」を持っているか
もしも、最初から備わっているのであれば、すぐにでも稼げる人になれるでしょう。
しかし、個人投資家はマーケットで苦戦しているのが現状です。
というよりも、その立場にいることが普通の出来事なので、なにも問題ありません。
重要なのは、マーケットに自分自身の行動を、しっかりとマッチングさせているか?ということです。
つねにマーケットに合わせる努力をする
価格というのは、つねに不確実性な動きをします。
上昇すると予想すれば下落していく。下落すると予想すれば上昇していく。静まり返って停滞していると思えば、一気に加速していくなど。
結果的にチャートを見ると、過去にどうなったのかを分析する事は出来ます。しかし、われわれ投資家は、つねにチャートの右端に立って、価格を予想しなければならないのです。
そんな想像がつかない値動きと、お付き合いしなければならないということです。これは、225先物に参加する以上、これからもずっと継続しなければなりません。
もしも、自分本位にトレードてしまうと、早急に、マーケットの対応方法を変更しなければならないでしょう。
ここでは、マーケットが主役となります。
そして、マーケットの気分と状況次第で価格が変動する。
つねに後手後手に回って、マーケットの変動に対して、自分自身の動きを変更していかなければならないということです。これは時間軸に関しても同じことが言えるでしょう。
感情的になるのは仕方がないことである
マーケットに参加していれば、誰であっても感情的になるのは当然です。なぜなら、お金をかけているわけでありますし、果たして自分の戦略が、合っているのかどうか考えるからです。
プロのディーラーであっても、時々は感情的になる事だってあるでしょう。なので、人間の本来からなる感情を、排除しようとすることは不可能に近いかもしれません。
だから、自分自身の感情を上手くコントロールすることができなければ、マーケットで不安に陥ってしまった場合、どうしても専門家の意見を尊重したくなるモノです。
マーケットの専門家というのは、証券アナリストや経済ストラテジストの方を指しています。彼らは分析のプロでありますから、豊富な知識を持っているので説得力があります。
しかし、彼らはマーケットの主役ではありません。そもそも、市場に参加して売買しているわけではありませんから、肝心な感情的な事までは専門外ということになります。
改めて自分自身を考えてみる
多くの投資家は、指数先物に関して、さまざまな検証や研究を真剣に重ねているでしょう。空いた時間があれば、チャートやテクニカル指標を使って、理想の売買手法があるのかを求めるはずです。
それと同じくらいに、自分自身がどういう性格であるのかを知る必要があります。新規建玉を建てる時や、利食いライン、損切りラインなどの執行はすべて自分自身にあります。
マーケットに関する行動は、すべて自分自身で責任を取らなければならないのです。あいまいな判断をしていては、いつまで経っても、トレードは上手くなりません。