感情的なトレードを優先にしてしまうとそこで勝負がきまる

もしも、感情的なトレードを優先にしてしまうとそこで勝負が決まります。それは完全なる敗北を宣言しているようなモノでしょう。

損失になってしまったときに資金が減ることが確定します。

そうすると落ち込んだり不安な気分になったり、イライラしたりします。

そうなると、余計に資金管理に影響を及ぼすことになり負の連鎖に陥ってしまいます。結果的にメンタルもボロボロにされて資金を無くしていくのです。

相場の世界で成功するためには、自分自身の分析を正しくおこなって適正なのかどうかを判断するべきです。ただし大抵の個人投資家は、相場に向いていません。

というよりも向いていない方が当たり前なのかもしれません。何故なら、投資の世界というのは常識が通用しないし、自分が思い描くセオリー通りに、チャートがまったく動かないからです。

投資の世界は頭脳労働である

相場の世界では、手強い相手との駆け引きをしなければなりません。パソコン画面に向かってトレードしていると分からないような錯覚に陥りますが、確実に存在するということです。

それが海外投資家や大手ヘッジファンドのディーラーたちという事です。彼らは相場の世界で相当の訓練と経験を積んでいます。

しかも彼らが仕掛けてくる戦略は、見事としか言いようがありません。それはチャートを見れば一目瞭然です。初心者トレーダーならば、かならず罠に引っかかります。

・「買い」ポイントのようにみえて「売り」を仕掛けてくる
・「売り」ポイントのようにみえて「買い」を仕掛けてくる
・「停滞」するようかのように見えて価格がいきなり動き出す

完全に罠にハマってしまうポイントを熟知しているのです。感情的になっているところは、どのあたりなのか?損切りラインをどこにおいているのか?

われわれを敗北させる事に必死なのです。もしも感情的になってしまったら、その結果は言うまでもなく敗北という事になります。

トレードの一部始終の責任をとることが大切である

相場の神様というのは存在しません。相場の世界で起こることはすべてが現実であります。なので季節的なアノマリーを信じたり、祈りながらトレードしても意味がないという事です。

そして、エントリーしてから決済するまでの一部始終において責任をとることが大切なのです。例えば、損切りラインを設定したのに守れないのは責任逃れということになります。

現実の出来事に背を向けても、苦痛からは逃れられません。むしろ、心の傷口が余計に広がっていくかもしれません。

自分が考えたトレード戦略というのは途中で変更してはいけません。そうすると余計に複雑になってしまい、難局を示すトレードに巻き込まれてしまうでしょう。

エントリー前に決めた戦略はトレード決済まで守ります。もしも失敗したとしても、そこから考えていけばよいのです。そして、2度と繰り返さないように注意すれば良いのです。

トレードで負けない為には感情に流されないようにする

結果的に、「感情」が動かされてしまい失敗することが多いのです。それは人間であるから仕方のないことです。だから受け入れるという努力をするべきなのです。

ある程度は慣れてくるようになるのですが、いつになっても安心することはできません。それは、未来の価格を予測するという不確実性のできごとに挑戦しているからです。

完全に「心理」的な要素を取り除くことは不可能であります。もしもそれが嫌であるならば、相場をお休みするか距離を置くことをおススメします。

基本的にトレード技術というのは、数日間で習得できるようなモノではないです。自分で実践して身をもって失敗しながらも前進していくわけです。じっくりと焦らず挑戦するべきです。