日経225先物投資のUTA「@Twitter」です。
先週の金曜日 日経平均株価の終値・33706円。
25日移動平均線の終値ベース・31528円。
移動平均線の乖離率は6.9%。
日経平均株価・25MA&乖離率・5日間
日経平均株価 | 終値ベース | 25MAの位置 | 乖離率(%) |
06/12(月) | 32434円 | 30854 | 5.1% |
06/13(火) | 33018円 | 31005 | 6.4% |
06/14(水) | 33502円 | 31181 | 7.4% |
06/15(木) | 33485円 | 31355 | 6.7% |
06/16(金) | 33706円 | 31528 | 6.9% |
投資家別の売買動向「買い越し・売り越し」金額
日付 | 個人投資家 | 海外投資家 |
04月・第2週目 | ー4230億 | 10494億 |
04月・第3週目 | ー2577億 | 2760億 |
04月・第4週目 | ー1049億 | 1458億 |
05月・第1週目 | ー2815億 | 1602億 |
05月・第2週目 | ー3054億 | 5658億 |
05月・第3週目 | ー9273億 | 7476億 |
05月・第4週目 | ー442億 | 3816億 |
05月・第5週目 | 388億 | 5352億 |
06月・第1週目 | ー4819億 | 9854億 |
海外投資家は、2か月以上連続して「買い越し」。
要するに、このような上昇トレンドの相場を形成したという事なのでしょう。
一方、個人投資家はふたたび「売り越し」となっております。
確かに、高値圏になると「警戒感」として下落が示唆されます。しかし、現状の相場は「イレギュラー相場」に発展しているので、テクニカル分析は通用しないという事なのでしょう。個人投資家は、いつも海外投資家の仕掛けに惑わされて、後手番に回ってしまうのです。
日本市場はどうなっていくのか
今週、日経225先物レンジ予想。
33100~34000円辺り・上限を超えると未知数。
日本市場において、とにかくバブル崩壊後の高値更新が継続しています。要するに、いままでにない「前代未聞」の相場に発展しているという事なのでしょう。こういう時期は、とにかくテクニカル分析が当てはまりません。
要するに、移動平均線、ボリンジャーバンド、MACD、ストキャスティクスなど。全ての数値が「異常値」となっており、価格が数値の分析に追いついていないケースが高いのです。
その背景には、海外投資家による「買い」圧力があるということなのでしょう。とにかく、資金面が豊富にあるので、価格の値動きを動かすことだって難しくないという事です。ただし、海外投資家であっても、どこかの場面で「利益確定」させなければなりません。
今週中に、いったん「一服」するのかどうか。その見極めが必要なので注意深く観測する予定です。
米国市場はどうなっていくのか
米国、主要指数のレンジ予想。
NYダウ平均株価、33600~34600ドル辺り。
ナスダック総合指数、13100~14100ポイント辺り。
S&P500指数、4250~4550ポイント辺り。
米国市場において、3つの主要な指数が堅調に推移しています。
今週、特に重要な指標は控えていません。
19日(月)は休場になります。
米国市場において、ふたたび上昇トレンドが継続しています。FBR政策金利の発表が通過して、市場の予想通り5.25%。とくに不安要素が見当たらない為、このまま堅調に推移していくという事なのでしょう。
為替市場はどうなっていくのか
為替ドル円のレンジ予想。
今週、138.50~142.50円辺り。
約4.0円(400pips)程度のレンジを想定。
為替市場において、直近の高安値(127円~150円辺り)。
再び、6か月ぶりとなる142円台「円安」進行しています。
昨年、イレギュラー相場となり150円を超える場面が見られました。それでは、ふたたび150円を目指していくのか。それは、可能性としては低いと考えています。理由として、日銀による「為替介入」が実行されたということ。
日銀は、過去最大級の合計額として2022年9月~11月の2か月間。およそ9兆円規模の為替介入を行いました。そう考えると、145円~150円の間には強いレジスタンス抵抗線があるという事なのでしょう。
さらに、有名なFX投資の個人投資家たちは、この時期において全滅的な収益を報告しておりました。要するに、FX投資は利益幅は莫大だけど、損失になれば逆の試練が待っているという事なのでしょう。
本日、早朝の相場観
さて、そろそろ日経平均株価は「高値圏」警戒感となるのでしょうか?
いままで、順調に価格は上昇していきました。5月の初めころには29000円台でした。そこから、34000円台目前となっており、わずか1か月半で5000円程度上昇したことになります。しかも、日経225種類の銘柄というのは、国内を代表する超大型株ばかりです。
基本的に、10年かけて株価は2倍になると優良企業といわれる中で、わずか1か月半で全体15%程度も上昇したことになります。そろそろ「一服」してもおかしくないような相場となっております。
まず、米国のFRB政策金利が通過して、日銀の政策金利も通過しました。6月後半の材料においては、とくにないので「一服」のタイミングが訪れるのではないか?果たして、その出来事が今週中なのか。それとも、もう一段上昇して34000円を目指していくのか?
まずは、本日の相場を観測する予定です。