日経225先物の投資において、どの時間帯を使ってトレードするべきなのか。取引時間帯を決めることが大切です。例えば、3つのセッションに分けるとします。東京セッション、ロンドンセッション、ニューヨークセッション時間帯です。
それぞれ、マーケットの時間帯が違えば、それぞれ特徴やチャートの値動きも違います。
要するに、東京セッションは日本市場の動向がメインになります。ロンドンセッションは欧州市場の動向がメインになる。ニューヨークセッションは米国市場の動向がメインとなります。
まず日経225先物の投資を主軸にするのであれば、東京セッションの時間帯をお勧めしています。理由として、日本市場がオープンしているからこそメイン時間帯になるからです。
日経225先物は時間軸を考慮して取引するべき理由
そして、日経225先物の投資は「時間軸」を考慮して取引しなければなりません。新規エントリー、利食い、損切り、エグジットなど。すべて、時間軸を考慮しなければ損失に繋がります。
例えば、寄付き時間帯の午前8時45分は指標となるものがほとんどありません。さらに、出来高ボリュームが高くなる時間帯なので、価格は激しく上下する事もあります。
実は、寄り付きはとても予測が困難な時間帯なんです。つまり、難易度が高い局面であるという事です。しかし、多くの個人投資家は参加してしまう。なぜなら、あまりに準備万端なので、ついトレードに参加したくなってしまうのです。
そこから、自分のポジションが利益になるのであれば良いでしょう。しかし、そんな困難な時間帯に、あえて新規エントリーした場合。
自分が考えていた方向とは、逆に動いてしまったらどうなるのでしょうか。おそらく、その後のポジション調整にとても困ってしまいます。
寄り付き時間帯は新規エントリーしない
寄り付き時間帯は、気持ちの面でも余裕があります。だからこそ、新規エントリーしたくなるのです。しかし、いざ新規エントリーしたらポジションが「含み損」になってしまった。
そして、損切りラインが迫っているにも関わらず、「まだ、はじまったばかりだから最初の価格に戻っていくだろう」。とか、勝手に自分の都合が良い解釈をしてしまいがちです。
まず、寄り付き時間帯において新規エントリーした方。
過去、自分の取引履歴を振り返ってみてください。そして、寄り付き時間帯だけ絞って、新規エントリーした行方の合計収支を算出してみてください。
思いのほか、利益になっていない。もしくは、マイナス収支になっているのかも知れません。
時間軸でエントリーポイントを見つける
投資というのは、繰り返し習慣化していくと、利益は自ずと積み重なっていくでしょう。
相場の世界で研究や検証の成果を出すには、かなり精神的な労力と時間が強いられます。私は日経225先物における関連書籍、海外書籍を合わせてたくさんの書籍を読みました。
さらに、1日8時間程度。そして、初期の頃、毎日365日間かけて研究と検証を繰り返した時期もあります。そこで、学んだこととして投資には、3つの事を守らなければなりません。
・投資に対する心理的な行動を究極に固める事
・テクニカル分析で財務管理を徹底する事
・独自のオリジナルメゾットを完全に確立する事
この3つのどれかが欠けても、相場は困難を究めるでしょう。
まずメンタルという土台の基礎があって収益を積み重ねていく為の資金管理があり、その頂点に独自の投資メゾット確立です。どんな相場でも、安定した投資メゾットが確立できれば収益を上げる事ができるようになるという事なのでしょう。