日経225先物というのは、「買い」と「売り」の両方からエントリーする事ができます。つまり上昇局面であっても、下落局面であっても、利益を向上する事ができるわけです。
株式投資とは違って、急激な下落局面がチャンスになる事だってあるのです。
もちろん3ヵ月という期限がありますが、場合によってはロールオーバーすれば良いわけです。ただし、あまりにも長期的にホールドすると、時間軸的にもリスクばかりが積み重なってしまうので、長くても保有する期間は、1ヶ月程度に考えておいた方が良いでしょう。
両建てすることへのメリットはあるのか?
指数先物では両建てすることが可能です。例えば、新規建玉「買い」を建てると同時に、新規建玉「売り」も建てることが可能なのです。
戦略として、相場が上昇トレンドであると想定して、まず先に「買い」を建てます。しかし、状況が一変してしまい、価格は上昇するどころか、転換して下落してしまいました。
その状況下に置かれて、決済する事ができなかった。
その代わり、「売り」建てを検討する戦略に変更します。
そうすれば結果的に、損切りすることなく、むしろどちらかの価格が進んだ方を選んで決済すれば、優先的に利益を得られるというわけです。
とても考えられた戦略だと思いますが、果たして現実のマーケットで通用するのでしょうか?いいえ、難しいかもしれません。
損切りを躊躇したから両建てに変更した
なぜ両建てを考えたのかというと、一時的に損切りを避けたわけです。
そして、どちらかの建玉を先行して決済すれば、優先的に利益が得られるというメリットに惹かれたのではないでしょうか?
しかし、残されたもう一方の建玉はどうなっているのでしょうか?
結果的に、もっとも難しい局面に、遭遇する事になってしまうわけです。
最初に、片方の建玉を決済して獲得した利益なんてのは、もう片方の損失によって、とっくに損益ゼロになってしまうケースが高いです。
それどころか、両建てをした結果は、最悪の末路「大損失」が待っているなんてことも起こりえます。
マーケットの変動に対して、敏感に反応し過ぎてしまい、自分の都合の良いように判断を下してしまった結果です。初心者トレーダーによくあるパターンです。
両建てではなく損切りすること
どちらの建玉でも儲けたいという気持ちは充分に理解できます。しかし現実では、同時に両方から利益を得られるなんて、プロトレーダーであっても至難の業といえるでしょう。
本来ならば、自分が予想した建玉が間違っていたら、素直に損切りするべきです。そして、また新たな戦略を考えて、自分の得意とする場面がきたらエントリーすれば良いのです。
一時的に苦痛を回避するためだけに、両建てを考えてしまうと、そのあとの対処に困ってしまいます。損失のツケを後回しにしているだけなのです。
長期ホルダー希望なら株式市場へ参加する
それよりも、長い目線で戦略を建てたい場合は、株式投資へ移行する事をおススメします。
こちらであれば、限月という区切りはありませんから、数年単位で保有する事だって可能であります。
そして、株式トレーダーのなかには、1年間で数千万円の利益を得ている、個人投資家もいらっしゃるようです。
とくに、コロナ期の中での景気バブル経済において、
株式投資に参加した方は、「買えば儲かる」という局面に遭遇できたのではないでしょうか?とにかく、株式投資において保有株によっては、配当金や株主優待という権利を得られるわけです。
ただし、私の場合、株式投資はほとんど行っておりません。
なぜなら長期的に投資するスタイルではないということと、「売り」に対しての規制があることがネックだからです。