日経225先物投資のUTA「@Twitter」です。
先週の金曜日 日経平均株価の終値・31524円。
25日移動平均線の終値ベース・30054円。
移動平均線の乖離率は4.8%。
日経平均株価の終値・25MAと乖離率「5日間」
日経平均株価 | 終値ベース | 25MAの位置 | 乖離率(%) |
05/29(月) | 31233円 | 29636 | 5.3% |
05/30(火) | 31328円 | 29742 | 5.3% |
05/31(水) | 30887円 | 29835 | 3.5% |
06/01(木) | 31148円 | 29937 | 4.0% |
06/02(金) | 31524円 | 30054 | 4.8% |
投資家別の売買動向「買い越し・売り越し」金額
日付 | 個人投資家 | 海外投資家 |
04月・第1週目 | 2103億 | 6796億 |
04月・第2週目 | ー4230億 | 10494億 |
04月・第3週目 | ー2577億 | 2760億 |
04月・第4週目 | ー1049億 | 1458億 |
05月・第1週目 | ー2815億 | 1602億 |
05月・第2週目 | ー3054億 | 5658億 |
05月・第3週目 | ー9273億 | 7476億 |
05月・第4週目 | ー442億 | 3816億 |
海外投資家は、9週連続して「買い越し」。
逆に、個人投資家は7週連続して「売り越し」となっております。
価格が上昇した時、最も「売り越し」を検討したのが個人投資家です。
要するに、天井狙いの「売り」は危険。
さらに【海外投資家】対【個人投資家】の反対売買が成立しているという事なのでしょう。海外投資家が「買い」検討している場面では、個人投資家は「売り」検討しています。
日本市場はどうなっていくのか
今週、日経225先物レンジ予想。
31300~32000円辺り。※新高値更新中なので上限未知数となります。
重要な指標は、ありません。
国内における日本市場について
日本市場において、31600⇒30600⇒32000円辺りまで上昇。この数値を見ただけでも「乱高下」している様子が伺えます。要するに、個人投資家において「売り」圧力は踏みあげられているという事。
そして、余力が残されていないので、マーケットに参加しているのが海外投資家のみ。
大きな売買が繰り返されている。そうなると、「値」が軽いので動きが荒くなります。新規建玉をホールドする場合は、充分に注意が必要という事なのでしょう。
さて、今週も高値を更新する相場は継続中です。
当然、高値に到達すれば利益確定「売り」圧力は増えていきます。ただし、海外投資家はすべての建玉をなくすわけではないので、まだまだ上昇の余地はあるという事なのでしょう。
米国市場はどうなっていくのか
米国、主要指数のレンジ予想。
NYダウ平均株価、33100~34300ドル辺り。
原油価格、1バレル67~76ドル辺り。
恐怖指数、VIX13.5~22辺りが意識される。
今週、特に重要な指標は控えていません。
米国市場において、高値圏で推移しております。NYダウ平均株価は一時的に700ドル高を記録する場面も見られました。さらにナスダック総合指数、S&P500指数など。この3つの主要な指数が堅調であるという事は、さらに上昇相場は継続する可能性が高いです。
米国市場を中心としてトレードしている海外投資家は、日本市場の株式を物色しています。
為替市場はどうなっていくのか
為替ドル円のレンジ予想。
今週、138.00~141.50円辺り。
約3.5円(350pips)程度のレンジを想定。
為替市場において、直近の高安値(127円~150円辺り)。
再び、6か月ぶりとなる140円「円安」進行しています。
2日(金)において、米雇用統計の発表がありました。失業率は3.7%まで上昇したところで、ドル高・円安傾向となっております。
さて、為替ドル円においては中期的な見通しとして、上限は145円辺りと想定しています。
理由としては、日銀は、過去最大級の合計額としては2022年9月~11月の2か月間。およそ9兆円規模の為替介入を行いました。つまり、145円~150円辺りにはレジスタンス抵抗線が控えています。
本日、早朝の相場観
さて、新高値32000円を目指して上昇したあとの持ち合いが継続するのか?
日経225先物の価格は、すでに32000円をタッチしています。
そう考えると、まだ上昇の余地はあります。
とにかく、価格の値動きが軽いので、わずか数分~数時間で100円上昇する事は珍しくありません。あとは、どこまで上昇していくのか?それとも、さすがに「一服」するのか?
だいたい、32000円を節目として上下を繰り返して「レンジ形成」してもおかしくないような時期になっております。来週、9日(金)はMSQが控えています。
この辺りになると、さらに激しくポジション調整が行われる可能性が高いです。
だから、そろそろ「高値止まり」してもおかしくないという事なのでしょう。
但し、短期的な高値止まりであって、中長期的には上昇トレンドは継続しています。
もうすでに、個人投資家の「売り」圧力はとっくに踏みあげられています。だからこそ、今週中において、そろそろ短期的な天井なのか?
まずは本日、日経225先物の相場を観測する予定です。