日経225先物投資のUTA「@Twitter」です。
昨日 日経平均株価の終値・30682円。
25日移動平均線の終値ベース・29349円。
25MA、1年6か月ぶりに29000円を超えてきました。
※投資家別動向「買い越し・売り越し」金額。
個人投資家 | 海外投資家 | |
2023年・01月 | ー2308億 | 5090億 |
2023年・02月 | 178億 | 1864億 |
2023年・03月 | 2948億 | -22503億 |
2023年・04月・第1週目 | 2103億 | 6796億 |
2023年・04月・第2週目 | ー4230億 | 10494億 |
2023年・04月・第3週目 | ー2577億 | 2760億 |
2023年・04月・第4週目 | ー1049億 | 1458億 |
2023年・05月・第1週目 | ー2815億 | 1602億 |
2023年・05月・第2週目 | ー3054億 | 5658億 |
個人投資家と海外投資家の「売買パターン」は真逆です。
海外投資家は、7週連続して「買い越し」となっております。
逆に、個人投資家は5週連続して「売り越し」となっております。
要するに、【海外投資家】対【個人投資家】の反対売買が成立しているという事なのでしょう。海外投資家が「買い」検討している場面では、個人投資家は「売り」検討しています。
日本市場の観測
今週、日経225先物レンジ予想。
30350~31000円・上限未知数。
今週、特に重要な指標は控えていません。
個人投資家と海外投資家の動向
5月・第2週目。
個人投資家 ー3054億
海外投資家 5658億
日本市場において、好条件の材料が出揃っています。
まず、日経平均株価は年初来高値更新。東証株価指数は1990年8月以来の高値。日銀による長期金利。海外投資家による7週連続の「買い越し」。国内インバウンド旅行の回復など。
日経平均株価の構成銘柄に限らず、中型株においても高値を更新している銘柄が出揃っています。ここまで上昇すると、短期的には利益確定が発生する可能性がありますが、中長期的には上昇していく可能性が高いです。
結果として、31000円の大台を超えていきました。ただし、8日間で2000円近く上昇して25MAの乖離率6・5%になっているわけで、短期的に下落する場面というのが自然という事なのでしょう。
米国市場の観測
米国、主要指数のレンジ予想。
NYダウ平均株価、32700~33900ドル辺り。
原油価格、1バレル64~79ドル辺り。
恐怖指数、VIX14~22辺りが意識される。
今週、特に重要な指標は控えていません。
米国市場において、NYダウ平均株価は堅調に推移しています。そして、ナスダック総合株価指数、S&P500指数においても堅調に推移しています。要するに、3つの主要な指数が出揃っているという事は、米国市場においてはかなり安定化しているという事なのでしょう。
そして、潤沢な資金を投じて「海外投資家」たちは日本株を狙い続けています。その結果として、日本市場の株価は全体的な銘柄において、堅調に推移しているという事なのでしょう。
為替ドル円の観測
為替ドル円のレンジ予想。
今週、136.30~138.80円辺り。
※現状、上限を超えて139円台まで円安進行しています。
約2.5円(250pips)程度のレンジを想定。
為替市場において、ふたたび円安進行しています。やはり市場の規模が大きくてボラティリティも高いので、1週間で1円(100pips)動くことが珍しくないマーケットです。もしも、この短期間で1円動くことになれば、FX投資している個人投資家たちは困惑します。
そうなると、さらにパニック的な売買が繰り返されて為替チャートが乱れます。現状、そのような状況が継続している為、より一層、難易度が高いマーケットになるという事なのでしょう。
本日、早朝の相場観
さて、日経平均株価の25日移動平均線の乖離率は5%を下回りました。
わずか8営業日で2000円以上も上昇していたので、この辺りで下落するというのは自然なのかもしれません。ただし、ふたたび上昇して31000円を回復することが条件となります。
もしも、今週から来週にかけて31000円を回復しなかった場合。
1回目 終値30467円(2021年2月16日) 高値30714円
2回目 終値30670円(2021年9月14日) 高値30795円
3回目 終値31086円(2023年5月22日) 高値31086円
上記のレンジを見るとトリプルトップが形成されます。
そうなると、再び上昇する事が困難となり、
だけれども、急落することはなく、一定のレンジで上下を繰り返すことになる。
このような相場になると、すごく投資の難易度が上がってしまいます。なので、ここは大きな分岐点となる為、監視の目を強めて相場を観測する予定です。