G7が控えている中で日経平均株価は年初来高値を更新しました

日経225先物投資のUTA「@Twitter」です。

昨日 日経平均株価の終値・30573円。

25日移動平均線の位置・29914円辺り。

4月中旬頃より、25MAが緩やかに上昇している様子が伺えます。

ただし、25MAの乖離率は5%を超えたので「過熱感」が見え始めています。

※投資家別動向「買い越し・売り越し」金額。

個人投資家 海外投資家
2023年・01月 ー2308億 5090億
2023年・02月 178億 1864億
2023年・03月 2948億 -22503億
2023年・04月・第1週目 2103億 6796億
2023年・04月・第2週目 ー4230億 10494億
2023年・04月・第3週目 ー2577億 2760億
2023年・04月・第4週目 ー1049億 1458億
2023年・05月・第1週目 ー2815億 1602億
2023年・05月・第2週目 ー3054億 5658億

個人投資家と海外投資家の「売買パターン」は真逆です。

個人投資家が「買い」検討している場面では、海外投資家は「売り」検討している。

海外投資家が「買い」検討している場面では、個人投資家は「売り」検討しています。要するに、【海外投資家】対【個人投資家】の反対売買が成立しているという事なのでしょう。

日本市場の観測

今週、日経225先物レンジ予想。

※現状、3万円の上限を超えたので未知数になります。

今週、特に重要な指標などは控えていません。

個人投資家と海外投資家の動向

5月・第1週目。

個人投資家 ー3054億
海外投資家    5658億

日本市場において、日経平均株価は年初来高値を更新しております。ここまで堅調に推移している理由として、大企業における決算発表が予想以上であるという事。さらに、米国市場と為替市場が安定していることが「追い風」となり、上昇しているという事なのでしょう。

全体的なマーケットが上昇しているという事は、当然、日本市場においても、釣られて上昇していきます。特に「売り」材料など見当たらないので、こういう時期は素直に「買い」絞り込んだ方が無難という事なのでしょう。

米国市場の観測

NYダウ平均株価、32800~33800ドル辺り。

原油価格、1バレル66~81ドル辺り。

恐怖指数、VIX16~21辺りが意識される。

今週、特に重要な指標は控えていません。

GAFAM銘柄の1つであるApple。第二四半期の決算が市場予想を上回ったこともあり、堅調に推移しているという事なのでしょう。米国市場においても、相場は「追い風」になっています。なので、恐らく短期的に下落したとしても、それは単なるポジション調整と考えて「押し目」を狙うという見方が必要になります。

為替ドル円の観測

為替ドル円のレンジ予想。

今週、133.00~136.50円辺り。

約3.5円(350pips)程度のレンジを想定。

※現状、137円台を超えているので再び「過熱的な円安」傾向に進んでいます。

為替市場において、直近の高安値(127円~150円辺り)。

昨年、イレギュラーな相場が継続して150円を超える場面がありました。そこから、日銀による為替介入が9.1兆円規模で実行されてから、再び「円高」方向へ進んでいきました。恐らく、2度と150円台になることはない。それぐらい、為替市場は想定外の出来事でした。

さらに、有名なFX投資の個人投資家たちは、この時期において全滅的な収益を報告しておりました。要するに、FX投資は利益幅は莫大だけど、損失になれば逆の試練が待っているという事なのでしょう。

本日、早朝の相場観

さて、G7が控えている中で日経平均株価は年初来高値を更新しました。

日本市場としては、絶好の株高相場へ突入しています。

19日(金)~21日(日)の3日間。

G7先進国首脳会議(日本、米国、英国、ドイツ、フランス、イタリア、カナダ)は広島で開催されます。要するに、世界経済、地域情勢などの課題について取り上げる為、マイナス要因が見当たらないという事なのでしょう。

ところで、日経平均株価はどこまで上昇すると思いますか?

1回目 終値30467円(2021年2月16日) 高値30714円

2回目 終値30670円(2021年9月14日) 高値30795円

3回目 終値30573円(2023年5月18日) 高値30667円

もしも、日経平均株価は31000円を超える事があれば、いったい何十年ぶりなのでしょうか?

いままで、29500円~30500円辺りでは個人投資家による「天井売り」狙いが先行していました。しかし、株価はどんどん上昇したので「踏み上げロスカット」が連発したのでしょう。

つまり、ここから個人投資家による「売り」の建玉が残っていません。

ここからは、「売り」圧力は訪れることなく、自然に上昇するしかありません。そうなると、ゆっくり上昇して、日経平均株価は31000円を超えていくのか。

それとも、3度目のトップを形成して下落していくのか?すごく面白い展開になりそうです。

まずは本日、日経225先物の相場を観測する予定です。

にほんブログ村 先物取引ブログ 日経225ミニ先物へ
にほんブログ村