新規エントリーあと、最低1時間~2時間程度ホールドする忍耐力は必要である

日経225先物において新規エントリーしたら、ある程度のホールド時間が必要になります。余りにも短すぎても利益は追求できません。逆にあまりにも長すぎると忍耐力が続きません。

もし、日中の時間帯に絞り込んでトレードする場合。

新規エントリーするチャンスは、せいぜい1回~2回程度。日経225先物の取引時間帯は08:45~15:15迄です。わずか、6時間30分しか猶予がない中でホールドする時間も限られています。

ショートデイトレーダーの癖

ショートデイトレーダーというのは、1日に何度も新規エントリーして利益を追求する戦略。損切りが素早いためにリスクを抑えられます。その代わり利益が伸びるまでに時間をかけないので「利益」が少ないのが特徴です。

一見すると、何度もトレードすれば利益は積み重なっていく。

そのように考えている個人投資家が多いのですが、現実的には理想通り上手くいきません。例えば、1回「+100」取れたとしても満足せず、何度も新規エントリーするために3回「-30」、「-30」、「-30」で、1日の合計「+10」円とか。

相場に参加する時間が多いのにもかかわらず、1か月トータルすると利益が積み重ならない。

ハイパーロングトレーダーの癖

デイトレーダーの逆です。株式トレーダーの個人投資家パターンです。例えば、1度ホールドしたら1日、1週間単位ではなく、1か月単位でトレードの区切りをつける。

日経225先物は限月ルールがあります。つまり、同じ期間において3か月以上ホールドする事ができません。もちろん、ロールオーバーすれば問題ありません。ただし、そこまでホールドするべきなのか考える必要があります。

あまりにロング過ぎるホールドは日経225先物のマーケットには向いていないという事です。大きく利益も取れる可能性が高いですが、損失も大きくなる可能性もあります。

挙句の果てに、塩漬けが確定したら精神衛生的によくありません。

スイングトレーダーの間隔

どちらかと言えば、この間隔を持ち合わせる必要があります。

要するに、数日間から数週間ホールドして利益を追求するパターン。ゆっくり慌てずに一発で大きな利益を狙おうとせず、「150~250円」程度の利益を追求する。ただし、これに関しても上級者テクニックが必要になります。

なので、最初の頃は1日間で新規エントリーして決済する。

余程の利益が含まれていない限り、ロンドン時間帯、ニューヨーク時間帯まで持ち越さない事。

日経225先物の投資は「忍耐力」が必要となる

投資には、さまざまな種類とマーケットがあります。

株式投資、FX投資、不動産投資、仮想通貨など。どんなマーケットにおいても共通点があります。それは、投資には「忍耐力」が必要であるという事。余りにもホールドする握力がなくて、簡単に損切りしてしまったり、逆に利益が追求できているのに、早めに利食いしてしまったり。

絶妙なタイミングが分からず、利益は少なく、損失が大きい。

個人投資家によくあるパターンです。

そうではなく、新規エントリーする前から対策しておいてください。果たして、相場に参加した後「自分自身」はその場を監視して最低1時間~2時間程度はホールドする決意があるのかどうか。

この心積もりがあるだけでも、結果は違ってくるでしょう。

いづれにしても事前準備を怠らず、ホールドするだけの忍耐力を鍛えるだけの訓練を怠らないでください。結果は、そのうちですが徐々に現れてくるでしょう。